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7月13日〜15日に小国町にて、「財団法人 電源地域振興センター主催の国内研修『資源と人材を活用した魅力ある地域経営策を学ぶ』」が開催されます。田北が講師として参加します。研修受講者は全国の電源地域市町村職員などですが、興味のある学生などの傍聴も可能だそうです。内容は、下記講師陣による基調講演・パネルディスカッション、および講師と一緒にフィールドワークです。興味のある人は詳細をお教えしますので、田北まで連絡ください。

■日時:
平成17年7月13日〜15日

■場所:
(財)学びやの里 木魂館〔小国町大字北里371−1〕
※フィールドワーク等で移動します。

■研修のポイント:
・地域に潜在する魅力ある資源の発掘や人材育成手法を学ぶ
・地域資源の有効活用方法や情報発信方法を現地研修を通じて学ぶ
・地域住民のやりがい、生き甲斐の引き出し方を先進地研修を通じて学ぶ
・構造改革特区を活用した地域活性化のあり方を考える

■講師プロフィール:

□宮口とし廸 (早稲田大学 教育学部 教授/文学博士)
1946年、富山県生まれ。東京大学理学部地理学科、同大学院博士課程修了(社会地理学専攻)。75年から早稲田大学教育学部に勤務、講師・助教授を経て85年教授、現在に至る。国土審議会専門委員として第5次の全総「21世紀の国土のグランドデザイン」の策定に参加し、多自然居住概念を提唱。東京大学講師、自治大学校講師、総務省過疎問題懇談会委員、国土交通省地域振興アドバイザー、全国地域リーダー養成塾主任講師などを歴任。主な著書『地域を活かす‐過疎から多自然居住へ〜』(大明堂)、『地域づくり‐創造への歩み‐』(古今書院)他多数。

□宮崎暢俊(小国町長/九州ツーリズム大学 学長/内閣府・国土交通省認定「観光カリスマ」)
1941年、熊本県小国町に生まれる。65年、九州大学法学部卒業。71年から連続3期小国町議会議員。79年から議会議長1期。83年から連続6期小国町長。地域の資源を生かし、活力と個性溢れるまちづくりを目指し、「悠木の里づくり」を提唱。小国町は、古くからの林業地であり、その杉を活用した大型の木造公共施設を次々と建設。戦後、日本最大の木造屋根の町民体育館「小国ドーム」の建築工法「木造立体トラス工法」は、1989年度、日本建築学会賞を受賞。また、ハード・ソフトの総合的なまちづくりの推進は、88年度「活力あるまちづくり」の自治大臣表彰を受けるほか、地域づくりにおける様々な賞を受賞している。97年「九州ツーリズム大学」を開校し、ツーリズムに関する理論と実践を進めている。2003年1月、内閣府と国土交通省による「観光カリスマ百選選定委員会」で、全国から11名選定されたカリスマの第一陣に認定される。

□江藤訓重(小国町行政経営局局長/九州ツーリズム大学事務局長/熊本大学非常勤講師)
1953年、熊本県小国町生まれ。大学卒業後、10年間林業に従事。その間、おぐにをエンジョイするタウン誌「とっぱす」を主宰。おぐにみらい塾長を経て、研修交流施設「木魂館」館長。現在、故北里柴三郎博士の「学習と交流」を理念とした人材育成を目指す(財)学びやの里事務局長(平成17年7月より、小国町行政経営局局長)。農事組合法人〔小国黒豚生産〕小国グリーンファーム理事、熊本大学非常勤講師、国土交通省地域振興アドバイザー、国土交通省若者地方体験交流事業運営委員会委員、農林水産省ラーニングバケーション検討委員会委員などを歴任。

□嵩和雄((財)学びやの里 研究員)
1972年、東京生まれ。東洋大学法学部で景観条例や、まちづくり条例を学ぶ。建築系の大学院で都市計画・農村のまちづくりを学ぶ。(財)阿蘇地域振興デザインセンターに研究員として在籍。地域づくりの手法のひとつとして「ツーリズム」を導入したまちづくりを研究。町村合併後でも自立できる地域づくりの手法として「ネットワークビューロー構想」を企画立案。小国町で「おぐにネットワークビューロー」を立ち上げる。2001年、小国町に移住。

□大川隆司 (株式会社 電通九州 勤務) 
1974年、東京都生まれ。1999年東京工業大学工学部社会工学科卒業、2001年東京工業大学大学院情報理工学研究科修士課程修了。同年、株式会社電通九州入社。ソリューション本部マーケティング部を経て、現在営業本部在籍。2000年「地域づくりインターンの会」事務局発足(平成14年度地域づくり総務大臣表彰)、熊本県小国町「個性のある山村の再構築実験事業」検討委員(2002年度、2003年度)、福岡都市科学研究所市民研究員(2003年度)、福岡アジア都市研究所市民研究員(2004年度)、福岡アジア都市研究所都市情報誌企画編集委員

と、田北です。